ジャリル・オカフォー ストリートファイト問題の時に「コービー・ブライアントに励まされた」
キャリア5年目を迎えているジャリル・オカフォーはフィラデルフィア・セブンティシクサーズに所属していたルーキー当時、ボストンのナイトクラブ店外で複数の男性と口論になり、ストリートファイトを繰り広げた。
それをきっかけに過去の問題が明るみとなり、ストリートファイトで相手から銃を突きつけられたり、車を運転してスピード違反を犯したり、まだ未成年だったため酒場で偽IDを提示したことが発覚。
世間からバッシングされる羽目となったわけだが、苦しい時間を強いられていたオカフォーは当時、フィラデルフィア出身のコビー・ブライアントから「ゲームに集中し続けろ」とアドバイスされたことを明かしていた。
ブライアントの死を受け、オカフォーは再び当時を振り返った模様。オカフォーのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
「ルーキーの時、あの出来事を通してたくさんの悪評があった。(ブライアントは)俺に話をしてくれた。外のノイズは気にするなと教えてくれた。誰もが過ちを犯すということを俺に分からせてくれた。あの時コービー・ブライアントから話を聞けたことは、本当にたくさんの意味があることだったし、たくさんのプレッシャーを取り除くことができた。なぜなら、ネガティブな立場に立たされたのは、俺にとって初めてのことだったからね」
ブライアントの死を受け、多くのプレイヤーと同じように、オカフォーも背番号の変更に踏み切った。
批判を集めていた当時のオカフォーにとって、ブライアントの金言は多大な影響を与え、救いとなったことであろう。
レジェンドの言葉を胸に、どのチームにおいても欠かすことのできないプレイヤーのひとりとなるべく、マンバメンタリティを持ち続けてもらいたい。
なお、今季のオカフォーは25試合に出場し、平均16.1分のプレイで8.3得点、4.5リバウンド、1.4アシスト(キャリアハイ)、FG成功率61.6%(キャリアハイ)、フリースロー成功率64.9%を記録。
キャリアを通してシクサーズ、ブルックリン・ネッツ、ニューオーリンズ・ペリカンズでレギュラーシーズン通算215試合に出場し、平均20.5分のプレイで11.1得点、5.1リバウンド、1.0アシスト、FG成功率53.6%、フリースロー成功率67.6%を記録している。
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