ゴーラン・ドラギッチ「FAのことは今は考えられない」
マイアミ・ヒートのベテランガード、ゴーラン・ドラギッチは、今年夏にFAになる。
今季はベンチから出場し、シックスマンの役割を受け入れているドラギッチ。
所属したチームではスターターとして活躍してきたことから、先発起用を約束してくれるチームへ移籍する可能性もゼロではないだろう。
だが、現在の状況はそれさえ考えさせなくしているようだ。
ドラギッチは現状について次のようにコメント。the Miami Heraldが伝えている。
「正直に話すと、今はフリーエージェンシーのことは考えてさえいない。問題をたくさん抱えてるからね。叔父がアメリカで身動きが取れなくなってる。母国に帰そうと努力してるところ。政府に24時間電話をかけてる。俺と俺の家族にとってクレイジーな状況だ。終わらせたい。これが終わったら、自分の未来とフリーエージェンシー、その他すべてを考えられるようになると思うよ」
ドラギッチは来月34歳になる。
キャリアは終盤に差し掛かっており、次の契約はドラギッチのキャリアにとって重要なものとなるだろう。
それゆえにすべての状況が落ち着きを取り戻し、冷静な判断力が戻ってから考えることになりそうだ。
なお、ドラギッチにはシカゴ・ブルズが興味を持っていると報じられている。
今季のドラギッチは54試合に出場し、平均28.4分のプレイで16.1得点、3.1リバウンド、5.1アシスト、0.6スティール、FG成功率43.7%、3P成功率37.7%を記録。
キャリアを通してフェニックス・サンズ、ヒューストン・ロケッツ、ヒートでレギュラーシーズン通算812試合に出場し、平均28.0分のプレイで13.9得点、3.1リバウンド、4.8アシスト、1.0スティール、FG成功率46.4%、3P成功率36.4%を記録している。
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