パット・ライリー「ドウェイン・ウェイドのプレドラフトワークアウトはひどかった」
現状を受け、NFLは選手をドラフト前のワークアウトに招待したり、面会することができなくなった。
つまり、今年のドラフトでは例年に比べて少ない情報を元に選手を指名しなければならない。
NBAも同様の流れになる可能性があるわけだが、マイアミ・ヒートの球団社長であるパット・ライリーは、それほど大きな問題ではないと考えているようだ。
ライリーによると、ドウェイン・ウェイドをプレドラフトワークアウトに招待した当時を振り返り、次のようにコメント。sun-sentinel.comが伝えている。
「私はいつもドウェイン・ウェイドのワークアウトにさかのぼってる。彼のワークアウトは実にひどかった。それでも我々は彼をドラフトしたんだ」
年1回開催されるポーツマスでのコンバインはすでに中止が決まっており、来月下旬にシカゴで予定されているコンバインも現時点では中止になる可能性が高い。
つまり、スカウト陣はシーズンが中断になる前のパフォーマンスで判断しなければならない。
NBAは各チームに対し、ドラフト候補生たちとのネットを通した面談は認めたものの、直接面会は禁じた。
また、候補生たちにライブストリーミングでワークアウトさせることも禁じたと報じられている。
ウェイドの件は稀な成功事例と言えそうだが、十分な情報を手にできない各チームのスカウト陣は、頭を抱えながらドラフトを迎えることになりそうだ。
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