ドウェイン・ウェイド「キャリア2年目が自分をハングリーにした」
未来の殿堂入りプレイヤーであるドウェイン・ウェイドは、キャリア3年目にしてチャンピオンリングを手にした。
当時のファイナルで対戦したのは、ダーク・ノビツキー擁するダラス・マーベリックス。
ヒートは2連敗を喫して追い詰められたものの、ウェイドが覚醒したかのように爆発し、ヒートをフランチャイズ初となるタイトル獲得に導いた。
ウェイドによると、キャリア2年目の結果が影響し、タイトル獲得に繋がったという。
ウェイドは当時を振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
「(チャンピオンになれたのは)素晴らしかった。あの規模のチャンピオンシップを制したことは一度もなかった。10代の頃にやったどんなスポーツにおいても(チャンピオンシップを)制したことがなかったんだ」
「NBA2年目が俺を本当にハングリーにした。それまでなれなかったほどにハングリーになった。素晴らしい感覚だったよ。これまで感じた中で最高の感覚のひとつさ」
キャリア2年目はカンファレンスファイナルに進出したものの、第7戦までもつれた末にデトロイト・ピストンズに敗れた。
この時の悔しさがバネになっているのは間違いない。
その1年後、ウェイドはマブスとのファイナルで平均34.7得点を記録し、ファイナルMVPに選出。
ウェイドがいなければ、今のヒートはないと言っても過言ではない。
ヒートが3日間にわたってウェイドの永久欠番を祝ったことも、ウェイドの偉大さを物語っていると言えるだろう。
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