スティーブ・カーHCのクレイ・トンプソンに対するアプローチ手法とは?
ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンはキャリア4年目だった2014-15シーズン、初めて20点以上の平均得点を記録した。
その後は毎シーズン平均20得点以上をマークし、NBA屈指のスコアラーのひとりとなったトンプソン。
2014-15シーズンといえば、スティーブ・カーがウォリアーズのヘッドコーチに就任し、タイトル獲得に導いたシーズンだ。
トンプソンは重要な一員としてウォリアーズのタイトル獲得に貢献したが、カーHCがトンプソンに対するアプローチ手法を変えたのも大きかったのかもしれない。
カーHCはトンプソンに対するアプローチ手法について、次のようにコメント。NBC Sports Bay Areaが伝えている。
最初のシーズンの初期、私はクレイを叱った。
序盤にタイムアウトをとり、クレイをしかったら、彼の反応は良くなかった。
彼はコートに出ると、動揺していたように見えた。そしていくつかミスを犯したんだ。
クレイは怒鳴って応えるような男じゃないのさ。
カーHCによると、叱った時のトンプソンの反応が悪かったのを受け、周囲にアドバイスを求めたという。
カーHCは現役時代にマイケル・ジョーダンやスコッティ・ピッペン、デニス・ロッドマン、トニー・クーコッチなどと共にプレイし、コーチになってからはカワイ・レナードやトニー・パーカーといった選手たちとも触れてきた。
だが、その中でもトンプソンは異質だったのかもしれない。
とはいえ、カーHCがアプローチ手法を変えたことは、トンプソンのパフォーマンスに大きな影響を及ぼしたことだろう。
今のウォリアーズには若手も多いが、カーHCは選手たちの性格を把握し、それぞれに合わせたアプローチ手法で成長を促すに違いない。
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