デリック・ローズ「シカゴからトレードされたくなかった」
2008年のNBAドラフト1位指名でシカゴ・ブルズに入団したデリック・ローズは、長くチームを牽引するフランチャイズプレイヤーになるだろうと予想されていた。
実際に最年少でMVPに輝くなど、期待に応える結果を残していたローズ。
だが、前十字靭帯断裂という大怪我が影響し、ブルズはかつてのパフォーマンスを取り戻せなかったローズを2016年夏のトレードで放出した。
ローズのエージェントを務めているBJ・アームストロングによると、ローズはブルズでプレイし続けることを強く望んでいたという。アームストロングのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
彼はシカゴからトレードされることを決して望んでいなかった。
あの場所は彼にとって常にホームだ。
彼はシカゴという年でどれほど勝利を求めていたのか、私は知っている。
彼はシカゴさ
ローズはトレードでニューヨーク・ニックスへ移籍した後も厳しい時間を強いられた。
だが、恩師トム・ティボドー率いるミネソタ・ティンバーウルブズで感動的な復活を遂げ、現在所属しているデトロイト・ピストンズでは中心選手のひとりとして活躍している。
この復活劇を受け、多くのブルズファンはローズ帰還を望んでおり、ローズもブルズ復帰の可能性を否定していない。
ローズの契約はあと1年残っており、ピストンズもローズを重要な一員として考えているため、すぐにブルズ復帰とはならないだろう。
とはいえ、これからもローズの復帰を求める声は大きくなり続けるに違いない。
なお、今季のローズは50試合に出場し、平均26.0分のプレイで18.1得点、2.4リバウンド、5.6アシスト、FG成功率49.0%(キャリアハイ)、3P成功率30.6%を記録。
キャリアを通してブルズ、ニックス、クリーブランド・キャバリアーズ、ウルブズ、ピストンズでレギュラーシーズン通算596試合に出場し、平均32.6分のプレイで18.8得点、3.4リバウンド、5.6アシスト、FG成功率45.6%、3P成功率30.4%を記録している。
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