トリスタン・トンプソン「健康に値段はつけられない」
NBAはシーズンを再開すべきか中止すべきか難しい判断を強いられている。
経済の問題を命の問題を天秤にかけ、最もダメージが小さい方法を模索していると思われるが、選手や関係者たちの間でも意見が分かれているのが現状だ。
そんな中、クリーブランド・キャバリアーズのトリスタン・トンプソンがシーズン再開について言及した模様。
トンプソンによると、バスケットボールより健康を第一に考えて動くべきだという。トンプソンのコメントをcavsnation.comが伝えている。
みんなプレイしたいと思っている。
みんなバスケットボールを見たいと思っている。
だが、最も気にすべきことは、どうすれば皆が安心して働けるようになるかじゃないかな。
それが最も重要だと思う。
迷いや躊躇がなければ、我々は前に進むことができるだろう。
我々の国が健康面において方向性を示すまで、誰もそれを行うことはできない。
バスケットボールは僕と僕の家族の道を切り拓いてくれ、素晴らしいチャンスをもたらしてくれた。
ただ結局のところ、健康に値段をつけることはできないんだ。
トンプソン擁するキャブスはイースタン・カンファレンス最下位。
プレイオフ進出の可能性はほぼゼロであり、それもトンプソンの考えに影響を及ぼしている可能性もある。
多くのNBAチームのオーナーは6月下旬もしくは7月上旬の再開を希望しているというが、どのような方法で安全を確保するかが最重要ポイントとなるだろう。
なお、オフシーズン中に完全FAになるトンプソンには他チーム移籍の噂が出ている。
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