ブルックリン・ネッツは昨年夏、NBAを代表するスーパースターのカイリー・アービングとケビン・デュラントの獲得に成功した。

今季はデュラントが全休、またアービングも怪我による長期離脱を強いられ、周囲の期待に応えられない成績にとどまっているネッツ。

それに伴い、アービングとデュラントに次ぐ第3のスーパースターを獲得するのではという噂が出ている。

the New York Daily Newsによると、ネッツはワシントン・ウィザーズのスコアラー、ブラッドリー・ビールのトレード獲得に動く可能性があるという。

だが、ビールはウィザーズにとって重要なプレイヤーのひとりであり、トレードで獲得するにはスペンサー・ディンウィディやカリス・レバート、ジャレット・アレンといった多くの主力級プレイヤーや資産を手放さなければならないだろう。

それを踏まえ、3チーム間トレードになる可能性も報じられているものの、ウィザーズはジョン・ウォールが復帰する見込みであり、トレードオファーに応じる可能性は低いかもしれない。

もしトレードに応じる場合、ウィザーズは本格的な再建期に突入することになりそうだ。

なお、今季のビールは57試合に出場し、平均36.0分のプレイで30.5得点（キャリアハイ）、4.2リバウンド、6.1アシスト（キャリアハイ）、1.2スティール、FG成功率45.5％、3P成功率35.3％を記録。

キャリアではレギュラーシーズン通算545試合に出場し、平均34.6分のプレイで21.0得点、4.0リバウンド、4.0アシスト、1.1スティール、FG成功率45.2％、3P成功率35.3％を記録している。