スキップ・ベイレス「誰もがアイザイア・トーマスをドリームチームに加えたがらなかった」
NBAを代表するポイントガードのひとりだったアイザイア・トーマスは、マイケル・ジョーダンやマジック・ジョンソン、ラリー・バードなど偉大なプレイヤーたちが選出されたドリームチームに入ることができなかった。
ジョーダンがトーマスに嫌悪感を示し、ドリームチームに入れないよう要求したとも噂されたが、ジョーダンのドキュメンタリーシリーズ「ラストダンス」の中でこの噂を否定。
ドリームチームのメンバーのほとんどがトーマスと共にプレイすることを嫌がったとされたが、トーマスは先日、ドリームチームに選出されなかったことについて「私の履歴書に大きな穴があいてしまった」、「当時より今のほうが落胆している」と語った。
これを受け、スポーツコラムニストのスキップ・ベイレスがトーマスのドリームチーム落選に言及した模様。ベイレスのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
マイケルのせいにするのはやめなさい。
あの時のマジック・ジョンソンはマイケルより大きな影響力を持ち、彼をはじめとするチーム全体がアイザイアを求めていなかった。
結局のところ、マイケル・ジョーダンがどう思っていたかは関係なかったのさ。
なぜなら、誰もアイザイア・トーマスを求めていなかったからね。
世界チャンピオンになるためには、ケミストリーが重要。
アイザイアはフィットしなかったんだ。
マジック・ジョンソンは自身の著書の中で、「能力面で考えるとアイザイアはドリームチームに選出されるべきだった」、「アイザイアを遠ざけたのはマイケルのせいだと思われているが、全員がそうだった」と語っている。
“バッドボーイズ”の一員としてラフプレイに徹し、常に敵対視される存在となったトーマス。
ラフプレイやトラッシュトークを控えていたら、間違いなくドリームチームに選出されていたことだろう。
コメントを残す