レイカーズのフィル・ハンディAC「若手にベテランなど素晴らしい人材が揃っている」
今季からロサンゼルス・レイカーズのアシスタントコーチを務めているフィル・ハンディは昨季、トロント・ラプターズのアシスタントコーチとしてチームのタイトル獲得に貢献した。
それまではクリーブランド・キャバリアーズのアシスタントコーチを務めていたこともあり、ハンディAC個人としては5年連続でNBAファイナルを経験していることになる。
そしてレイカーズに加わった今季、キャブスで共に過ごしたスーパースターのレブロン・ジェイムスと再会。
6年連続ファイナル進出が期待されるところだが、ハンディACによると、今のレイカーズにはジェイムスをはじめ素晴らしい人材が揃っているという。
ハンディACは自身とレイカーズについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
過去5年ファイナルに進出できたことは、非常に恵まれていると感じている。
誰に聞いたとしても、ブロンに聞いたとしても、(ファイナル進出は)保証されたものではない。
我々に言える唯一のことは、このチームはチャンピオンシップを争うのに十分な状態にあるということさ。
オールスターブレイク後のブロンについて私が知っているひとつのことは、彼がプレイオフへ向けてギアを上げ始めていたということだ。
彼の姿勢は変化していたし、彼がそうするとチームもついてくる。
チームが一丸となってプレイする、ハードにプレイする、改善していくのが分かるんだ。
選手たちはシーズンを通して毎日改善し、互いを理解し、一緒にプレイする方法を学んでいるように私は感じた。
完璧ではなかった。
厳しい戦いを余儀なくされたことが何度もあった。
だが、我々は一貫して成長し続ける方法を見つけようとしていたんだ。
ロブ(・ペリンカ)を、フロントオフィスを、ジーニー(・バス)を信頼しなければならない。
彼らは適切なピースを揃え、正しいチームを構築するという素晴らしい仕事をしているからね。
もちろんフランク(・ボーゲルHC)もヘッドコーチとして素晴らしい仕事をしているし、的確に指示を出し、ビジョンを示している。
選手たちともコミュニケーションをとり、巻き込んでいる。
全員の足並みが揃っているように感じるんだ。
全員が同じ目標を持っている。
それはチャンピオンシップをかけて争うということさ。
若いタレント、ベテランのタレント、チャンピオンシップのタレントと素晴らしい人材が揃っている。
すべてが素晴らしくミックスされている。
(ラジョン・)ロンドは何年もファイナルに進出していないが、再び戻りたいと切望している。
エイブリー・ブラッドリーはチャンピオンシップをかけて戦いたいと思っている。
ダニー・グリーンはすでにベルトを巻いている。
ジャレッド・ダドリーは経験豊富なベテランであり、戦いたいと思っている。
クイン・クックはチャンピオンシップのDNAを持っている。
もちろんレブロンもだ。
AD(アンソニー・デイビス)はそのレベルに到達したいと思っている。
チームの全員がモチベーションを持っており、どんなことでもやりたいと思っているんだ。
ジャベール・マギーはチャンピオン。
ドワイト・ハワードはファイナルに進出したいと思っている。
それにアレックス・カルーソとカイル・クーズマ。
全員が「成功するには何をすれば良いのか?」というマインドを持っているのさ。
フロントオフィス、選手たち、コーチたち全員が同じ方向に向かっているんだ。
ブロンは素晴らしいチームファーストガイさ。
そのようなメンタリティを持つ最高のプレイヤーがいれば、皆に伝染していく。
ADは素晴らしいチームガイ。
ロンドは素晴らしいチームガイ。
我々のチームにはアンチチームガイがいない。
コートの中はもちろん外でも仲間意識を持っている。
それが責任を負うことを恐れないメンタリティにつながっているんじゃないかな。
こういうことはいつも起こるわけではないが、チームを完成させるには適切な人材を獲得し、適切に配置することが重要なんだ。
レイカーズはオールスターブレイク後にギアを上げ、シーズン中断前にはタイトルコンテンダーのミルウォーキー・バックスとロサンゼルス・クリッパーズを下すなど、タイトル獲得を期待させるパフォーマンスを見せていた。
長い中断期間がどう影響するかは分からないが、チャンピオンシップをかけて戦うというマインドは全員が持ち続けているだろう。
レイカーズには王座奪還へ向け、他を圧倒する戦いを見せてもらいたいところだ。
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