ドワイト・ハワード「解決するまでバスケットボールはない」
ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングは先日、世界中に広がっている抗議活動を重要視し、このような状況の中でのNBAシーズン再開に疑問を呈した。
アービングには多くのNBA選手たちが賛同しているというが、そのひとりがロサンゼルス・レイカーズのドワイト・ハワードだ。
ハワードによると、現在の状況はこれまでにないほど一致団結する良いチャンスであり、バスケットボール以上に重要な時間であるという。
ハワードはアービングの発言を受け、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
僕はカイリーに賛同する。
バスケットボールやエンターテインメントは、今この瞬間は必要ではない。
気晴らしにしかならないだろう。
僕は僕にとって初めてのNBAチャンピオンにすごくなりたいよ。
だが、皆が一致団結することはチャンピオンシップより大きなことだ。
僕たちのファミリーに集中する絶好のチャンス。
このような機会は滅多にないし、僕たちはコミュニティとして最大限活用すべきだと思う。
ファミリーとこれほど長く話し合える時間はなかった。
僕たちの団結はここから始まるんだ。
気が散ることが少なければ少ないほど、自分自身を再発見するために行動に移すことができるだろう。
国は家族によって成り立っている。
ブラック/アフリカン・アメリカンは国とか国籍ではない。
僕たちファミリーが独自の国となる時が来た。
物事が解決するまでバスケットボールはない。
この後、ハワードのエージェントが声明を発表し、ハワードがバスケットボールをプレイすることをまだ決断していないこと、バスケットボールの話で社会問題から目をそらすべきではないと考えていることを明かした。
一方、レイカーズの選手たちはハワードの発言について「ケミストリーに影響を及ぼすようなものではない」とファンに説明しているという。
おそらくレイカーズ内でも話し合いの場が持たれるだろうが、長い歴史に基づいた根深い問題であるだけに、すぐに解決とはならないだろう。
コメントを残す