ルー・ウィリアムス「シーズンに参加するか迷っている」
ロサンゼルス・クリッパーズのルー・ウィリアムスは先日、NBAシーズンの再開について「現在の社会問題から注意を反らしてしまう」と指摘した。
ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングやロサンゼルス・レイカーズのドワイト・ハワード、エイブリー・ブラッドリーなども同じ考えを共有し、NBAシーズン再開に否定的な立場をとっている。
だが、ウィリアムスは生活面への影響も危惧し、シーズンに参加すべきか否か悩んでいる模様。
ウィリアムスは現状について次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
プレイしないことの唯一の利点は、社会正義の戦いに集中できるようになるということだと思う。
とはいえ、(シーズン再開は)6週間後だ。
6週間後にどうなっているかは分からない。
6週間後の世界は何かしらの癒やしを必要としているかもしれない。
彼らはコートでプレイする僕たちを必要とするかもしれない。
今は混乱の時間だ。
今の僕たちは何が正しい判断なのか分からない。
他の皆と同じように、見つけ出そうとしているところだ。
僕たちにはやらなければならない仕事があるし、生計を立てなければならないし、養う家族もいるし、それと同時に黒人男性でもある。
今はバランスをとる方法を探している。
「Black Lives Matter」のパッチをジャージーに付けることができるのか?
ジャージーに「Black Lives Matter」と書くことができるのか?
コートに「Black Lives Matter」と書くことができるのか?
このプラットフォームを最大限利用することができるのか?
判断は難しい。
正直言って、難しい判断だ。
(シーズンに参加するか否か)今のところ僕は50/50かな。
NBAは選手たちと話し合いを続け、可能な限り選手たちの要望に応じるだろう。
なお、国歌斉唱中に膝をつき、抗議の姿勢を示すことも検討している選手たちもいるというが、ドナルド・トランプ大統領はこれに大反対。
一方、ダラス・マーベリックスのオーナーであるマーク・キューバンは、選手たちがやりたいのであれば認める方針であると明かしている。
なお、ウィリアムスのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | キャリアスタッツ |
---|---|---|
所属チーム | ロサンゼルス・クリッパーズ | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ アトランタ・ホークス ロサンゼルス・レイカーズ ヒューストン・ロケッツ ロサンゼルス・クリッパーズ |
出場試合数 | 60 | 996 |
平均出場時間 | 29.3 | 24.9 |
平均得点 | 18.7 | 14.5 |
平均リバウンド | 3.1(キャリアハイ) | 2.3 |
平均アシスト | 5.7(キャリアハイ) | 3.5 |
平均スティール | 0.7 | 0.9 |
平均ターンオーバー | 2.9 | 1.7 |
FG成功率 | 41.6% | 42.0% |
3P成功率 | 36.3% | 35.0% |
フリースロー成功率 | 86.3% | 84.0% |
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