ポール・ジョージ「ペイサーズにムカついた」
NBAスターのポール・ジョージは2018年夏、当時所属していたインディアナ・ペイサーズにトレードを要求し、オクラホマシティ・サンダーへ移籍した。
当時のペイサーズはプレイオフレベルのチームだったものの、NBAチャンピオンにはまだ遠く、ロスターを強化する必要があったと言えるだろう。
しかし、ペイサーズのフロントオフィスはスーパースター獲得の大きなチャンスがあったにもかかわらず、みすみす逃した模様。
ジョージによると、ペイサーズが積極的に動かなかったことに苛立ちを感じ、トレード要求を決断したという。
ジョージは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
名前は出さないよ。
彼らのビジネスに介入するつもりはないからね。
ただ、こう言っておこう。
あの時、最高のパワーフォワードがインディーに来て、僕とチームメイトになりたいと言ってくれていた。
彼ら(ペイサーズのフロントオフィス)は「我々は中堅チームであり、スモールマーケット。だから獲得できない。我々はスモールマーケットであり、そんな余裕はない」という感じだったんだ。
僕は「最高のパワーフォワードがここに来たいと言っているのに無理なのか?獲得したくないのか?」という感じさ。
だからムカついた。
「僕はここで何をしているんだ?」と感じたよ。
言っている意味が分かるかい?
彼らは勝ちたくなかったのさ。
最高のパワーフォワードがここでプレイしたいと言っていたんだ。
誰もがインディーを選ぶわけではないのにね。
ジョージが言う「最高のパワーフォワード」が誰なのか気になるところだが、噂されているのはブレイク・グリフィン、ラマーカス・オルドリッジ、アンソニー・デイビスだ。
彼らを獲得するのであれば、スモールマーケットのペイサーズはそれなりの犠牲を払わなければならなかっただろう。
だが、サラリーを気にし、最高のチャンスを逃したペイサーズをジョージが見限ったことも納得できる。
今季はNBAが誇るスーパースターのカワイ・レナードとタッグを組み、悲願のNBAチャンピオンを目指すジョージ。
NBAタイトルを狙うにはもうひとりのスーパースターが必要であることを証明し、ペイサーズにその事実を突きつけたいところだ。
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