セス・カリーとアレックス・カルーソのトレードは実現しない?
ロサンゼルス・レイカーズに足りないものがあるとするなら、アウトサイドシューターだろう。
NBA有数のシューターであるダニー・グリーンがいるものの、やはりベンチにもシューターを置きたいところ。
そんな中、Bleacher Reportの記者が先日あるトレードを提案した。
その案とは、アレックス・カルーソとジャベール・マギーをトレードで放出し、ダラス・マーベリックスのセス・カリーを獲得するというものだ。
だが、このトレード案が実現する可能性は低いのかもしれない。
lakeshowlife.comのJason Reed記者によると、このトレードはマブスにメリットがないという。
アレックス・カルーソは見ていて楽しいし、ファンのお気に入りだが、セス・カリーほど良いプレイヤーではない。
カリーは少し次元が違うが、彼はリーグ最高のシューターのひとりであり、レブロン・ジェイムスとプレイすれば脅威の存在となるだろう。
一方、カルーソはダラス・マーベリックスに何ももたらさない。
マーベリックスはセンターポジションの問題を解決しなければならないが、カリーとマギーのトレードはその解決策とはならない。
マギーと同じくらいのインパクトをもたらせる選手をFA市場で探すことができるしね。
カリーはポートランド・トレイルブレイザーズで過ごした昨季、やや停滞してしまった。
だがマブスに復帰し、ルカ・ドンチッチと共にプレイしている今季はキャリアベストに迫る活躍を見せている。
マブスにとって重要なプレイヤーのひとりであるのは間違いなく、トレードで放出する可能性は低いと言えるかもしれない。
なお、カリーとカルーソの今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | セス・カリー | アレックス・カルーソ |
---|---|---|
出場試合数 | 50 | 58 |
平均出場時間 | 24.5 | 17.8 |
平均得点 | 12.6 | 5.4 |
平均リバウンド | 2.4 | 1.9 |
平均アシスト | 2.0 | 1.8 |
平均スティール | 0.6 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 1.0 | 0.8 |
FG成功率 | 50.0% | 42.3% |
3P成功率 | 45.3% | 35.5% |
フリースロー成功率 | 84.1% | 76.3% |
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