昨季MVPのヤニス・アンテトクンポ率いるミルウォーキー・バックスは現地6日、強豪マイアミ・ヒートと対戦し、23点差を跳ね返す大逆転勝利を飾った。

まさしく今季のNBAチャンピオン最有力候補の強さを見せつけた試合だったと言えそうだが、ヒューストン・ロケッツとブルックリン・ネッツに連敗していただけに、バックスにとっては大きな意味のある試合になったことだろう。

そんな中、バックスが直面するであろう壁についてアンテトクンポが言及した模様。アンテトクンポによると、壁は他のチームや選手ではなく、自分たち自身だという。アンテトクンポのコメントをESPNが伝えている。

僕たちにとって最大のチャレンジは僕たち自身だと思う。

どれだけハードにプレイするか？

互いのためにプレイしているか？

ハードにディフェンスしているか？

リバウンドを奪えているか？

もうひとつ努力を重ねることができているか？

コートにダイブしているか？

すべては僕たち自身だ。

バックスは強力なオフェンスを武器としているチームだが、リーグトップクラスのディフェンシブチームでもある。

今季は100ポゼッションあたりの失点を102.3点に抑えているが、これは1995-96シーズンのシカゴ・ブルズに次ぐ数字だという。

ベテランと若手が融合し、タフな戦いを続けているバックス。

この大逆転勝利で勢いを取り戻し、NBAチャンピオンまで駆け抜けたいところだ。