NBAレジェンドのアイザイア・トーマスは先日、ヘリテージ・オークションに出品されたオールスターMVPトロフィーが盗まれたものだと主張し、返却を求めた。

トーマスの主張を受け、ヘリテージ・オークション社も調査を開始。

This trophy was stolen from St. Joseph High School the night Mr. Pingatore my coach died it belongs to me. You stole my trophy please return it! Let it be known @HeritageAuction @nba @nbatv @NBAonTNT https://t.co/G1SO0drszo

— Isiah Thomas (@IsiahThomas) August 11, 2020

その結果、トーマスの主張通り盗まれたトロフィーが出品されていたことが判明し、トーマスのもとに返却されることになったようだ。

トーマスはこれを受け、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。

私と私の家族にとって、ヘリテージ・オークションに出品されたのは希望の光だった。

（出品されなければ）我々が知ることはなかっただろう。

アイテムが見つかり、返却してもらえることに感謝する。

トーマスのトロフィーが盗まれたのは2016年6月下旬。

高校時代の恩師が他界した日だった。

高校に展示していたトロフィーの他、盾なども盗まれたという。

その後、母校のセント・ジョセフ高校は法的機関に調査を依頼し、実際に盗まれたことが判明したと報じられている。

自身の主張が裏付けされ、トロフィーが戻ってくることに、トーマスも大喜びしたことだろう。

なお、出品されていたトロフィーについては、すでにウェブサイト上から削除されている。