ジョー・イングルスが廃盤のコービーモデルを履き続ける理由とは?
ユタ・ジャズのベテランフォワード、ジョー・イングルスは、昨季開幕からナイキ製のコービー・ブライアントモデルであるKobe A.D. Midを履いてプレイし続けている。
Kobe A.D. Midすでに廃盤となっているにもかかわらず、新しいシューズに手を出さずにいるイングルス。
イングルスによると、Kobe A.D. Midを履き続けているのはあまりに履き心地が良いだけでなく、ブライアントの引退試合の思い出も影響しているという。
ある時はケチャップがついて汚れたにも関わらず、気にせずKobe A.D. Midを履いてプレイしたというイングルスは次のようにコメント。ESPNが伝えている。
チームメイトたちに笑われたものさ。
「なぜ新しいシューズにしないんだい?」とね。
特に困ることはない。
シューズは快適だし、足の調子も良い。
僕たちは勝つことを狙っているのであり、(シューズは)気にしない。
今振り返ってみると、僕がやったことは皆を少し不愉快にしてしまったかもしれないね。
Kobe A.D. Midはすでに製造されていないため、イングルスはナイキと契約しているものの、ナイキからKobe A.D. Midを手に入れることはできない。
そのため、AmazonやeBay、その他転売マーケットなどでくまなく探して購入しているという。
自分のアカウント名のことを忘れてしまう時がある。
(Kobe A.D. Mid)を注文した時、彼らは「ジャズのジョー・イングルスか?僕のシューズを買ってくれるなんて信じられない!」といった反応をするんだ。
僕は返信しない。
返信するのがすごく面倒だからね。
ただ、好きなシューズを見つけるためならどんなことだってするよ。
10年前の僕はNBAでプレイするなんてまったく考えていなかった。
コービーのラストゲームでプレイできるなんて考えもしなかったよ。
最もクールな出来事のひとつは、あのゲームで起こった。
彼がシューズにサインしてくれたんだ。
ナイキが僕たち全員にプレゼントしてくれたシューズにはあの試合の日付が縫い付けられていたよ。
僕は他の誰も履かなくなるまでコービーを履き続ける。
皆が新しいシューズを履くようになったら、僕はいま皆が履いているシューズを履くのさ。
ナイキは先日のマンバウィークの初日、スポンサーを務める全世界のアスリートにブラックとゴールドのコービー11をプレゼントしたという。
イングルスはこれからもブライアントのレガシーが継承されたコービーモデルを履き続け、マンバメンタリティで戦い続けることだろう。
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