キャリア3年目を迎えているニューヨーク・ニックスのデニス・スミスJrには、トレードの噂が出ている。

昨季中のトレードでダラス・マーベリックスからニックスに移籍したスミスJr。

ニックスがこの夏にエルフリッド・ペイトンを獲得した時から、スミスJrはトレードによる他チーム移籍を考え始めたとも噂されている。

そのスミスJrがトレードの噂に言及した模様。スミスJrのコメントをThe New York Postが伝えている。

「ニックスのためにプレイするのが好きなんだ。だから、たとえどんなことをやらなきゃいけないとしても、それを受け入れるつもりさ」

「今、俺はここにいたい。そういう意識はこれまで持ってなかった。言ってる意味が分かるかい？俺が考えてるのは、今あることを受け入れること。俺はニューヨーク・ニックスと共にいる。だから、このチームにおいて俺のベストバージョンになろうとしてるのさ」

トレードでニックスに加わった昨季、スミスJrにはニックスの未来を担うプレイヤーになることが期待されていた。

だが、今季は出場時間が激減。

ショットタッチも乱しており、難しい時間が続いている。

まだ22歳と若く、成長の余地は十分あるが、早めにキャリアと自信を取り戻したいところであろう。

なお、今季のスミスJrは21試合に出場し、平均16.1分のプレイで5.2得点（キャリアワースト）、2.1リバウンド（キャリアワースト）、2.7アシスト（キャリアワースト）、0.5スティール（キャリアワースト）、FG成功率32.5％（キャリアワースト）、3P成功率29.3％（キャリアワースト）を記録。

キャリアではレギュラーシーズン通算143試合に出場し、平均27.2分のプレイで13.1得点、3.2リバウンド、4.7アシスト、1.0スティール、FG成功率40.2％、3P成功率31.5％を記録している。