マイク・ダントーニHC「ラッセル・ウェストブルック抜きで何かを勝ち取るつもりはない」
ヒューストン・ロケッツは現地6日、レブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビス擁するロサンゼルス・レイカーズに敗れ、シリーズを1勝1敗のタイに戻された。
ロケッツの大きな敗因とされているのが、昨年夏のトレードで加わったラッセル・ウェストブルックだ。
ウェストブルックはオフェンスとディフェンスどちらも良いところがなく、「ウェストブルックをスターターから外すべき」、「ウェストブルックには3Pを撃たせるな」などといった声も聞こえ始めている。
だが、ロケッツを指揮するマイク・ダントーニHCのウェストブルックに対する信頼は揺るがないようだ。
ウェストブルックの第2戦のパフォーマンスを受け、ダントーニHCは次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
我々はラッセル抜きで何かを勝ち取るつもりはない。
彼なら切り抜けてくれるだろう。
彼は誰よりも困惑している。
彼は素晴らしい、素晴らしいプレイヤーだ。
彼なら大丈夫。
私は心配していないよ。
ウェストブルックは第2戦の自身のパフォーマンスにひどく落ち込み、試合終了後にジェイムス・ハーデンとふたりで自主練を行ったという。
果たしてウェストブルックはメンタルを立て直し、第3戦でロケッツを牽引するパフォーマンスを見せることができるだろうか?
悲願のNBAタイトルを獲得するためにも、ウェストブルックには奮起を期待したいところだ。
なお、ウェストブルックのカンファレンスセミファイナル第1戦と第2戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 |
---|---|---|
出場時間 | 32:03 | 32:55 |
得点 | 24 | 10 |
リバウンド | 9 | 13 |
アシスト | 6 | 4 |
スティール | 1 | 2 |
ターンオーバー | 5 | 7 |
FG成功率 | 41.7% (10/24) | 26.7% (4/15) |
3P成功率 | 20.0% (1/5) | 14.3% (1/7) |
フリースロー成功率 | 50.0% (3/6) | 33.3% (1/3) |
+/- | +15 | -14 |
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