デイビッド・フィッツデール「レブロン・ジェイムスはモンスター化する」
今季のMVP最終候補にはミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポ、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムス、ヒューストン・ロケッツのジェイムス・ハーデンが挙がっていた。
実質上はアンテトクンポとジェイムスの争いになるとされていたが、MVPレースを勝ち抜いたのはアンテトクンポ。
ジェイムスはアンテトクンポのMVP受賞を称えながらも「腹がたった」という。
だが、それをモチベーションに変え、残りのプレイオフでは他を圧倒するパフォーマンスを見せることになるかもしれない。
ジェイムスがマイアミ・ヒートでプレイした当時にアシスタントコーチを務めていたデイビッド・フィッツデールによると、軽視されたと感じたジェイムスはモンスターに化けるという。フィッツデールのコメントをheavy.comが伝えている。
彼は間もなく爆発する。
彼は軽視されるとアタックモードに変わるんだ。
我々が(2011年のNBAファイナルで)ダラスに敗れた時、彼はリベンジを誓って翌シーズンに臨んだ。
2016年のファイナルでドレイモンド・グリーンがジェイムスの名前を叫んだ時、彼ら(キャブス)は1勝3敗だったが、(グリーンは)彼を起こしてしまったんだ。
リスペクトされていないと感じた時、彼はモンスター化する。
デンバーだけでなく、皆も気を付けたほうがいい。
なぜなら、彼は別の次元に行こうとしているからね。
ジェイムスは35歳の今でもプレイオフで支配的なパフォーマンスを見せている。
モンスター化するジェイムスはさらなるパフォーマンスでレイカーズをNBAチャンピオンに導いてくれるだろう。
なお、ジェイムスの今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | レギュラーシーズン | プレイオフ |
---|---|---|
出場試合数 | 67 | 11 |
平均出場時間 | 34.6 | 33.9 |
平均得点 | 25.3 | 25.5 |
平均リバウンド | 7.8 | 9.9 |
平均アシスト | 10.2 | 9.1 |
平均スティール | 1.2 | 1.5 |
平均ブロックショット | 0.5 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 3.9 | 4.5 |
FG成功率 | 49.3% | 55.2% |
3P成功率 | 34.8% | 35.9% |
フリースロー成功率 | 69.3% | 72.5% |
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