ニューオーリンズ・ペリカンズのNBAオールスターフォワード、ザイオン・ウィリアムソンには、トレードの噂が浮上している。

ペリカンズはウィリアムソンのバスケットボールに対する姿勢を気に入らず、ウィリアムソンをトレードで放出することを検討しているというが、トレードの噂を加熱させるような動きがあった模様。

larrybrownsports.comによると、ペリカンズはウィリアムソンと強い信頼関係を築いているアシスタントコーチのテレサ・ウェザースプーンを放出する見込みだという。

2004年までWNBAでプレイし、オールスター5度選出、ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤー2度選出を誇るウェザースプーンACは、現役引退後にルイジアナ工科大学でヘッドコーチを務めると、2019年に選手育成コーチとしてペリカンズに入団。

2020年にアシスタントコーチに昇格したウェザースプーンACはペリカンズでさらなる昇進を目指し、他からのオファーを断っていた。

ウィリアムソンにとって、信頼を寄せるアシスタントコーチが離れることは決して好ましいことではないだろう。

ペリカンズはウィリアムソンをトレードで放出し、シャーロット・ホーネッツが保有している今年のNBAドラフト2位指名権、もしくはポートランド・トレイルブレイザーズが保有している3位指名権獲得を狙うと噂されているが、いずれにせよウィリアムソンを取り巻く状況はますます悪化していると言えそうだ。

なお、ペリカンズはNBAドラフト2位、もしくは3位でポイントガードのスクート・ヘンダーソン獲得を望んでいると報じられている。