アンソニー・デイビスの劇的決勝弾に無反応のラジョン・ロンド
現地20日に行われたロサンゼルス・レイカーズとデンバー・ナゲッツのカンファレンスファイナル第2戦は、アンソニー・デイビスがニコラ・ヨキッチの上から決めた3Pジャンパーが決勝点となり、NBAチャンピオン最有力候補のレイカーズが勝利した。
タイムアウトが残されていなかった中、ラジョン・ロンドからインバウンドパスを受けたデイビスは劇的な決勝弾を決めてみせた。
レイカーズを救ったデイビスの決勝弾にチームメイトたちは歓喜し、デイビスのもとに駆け寄って祝福。
だが、インバウンドパスを出したロンドは感情をまったく出さず、ゆっくりと歩いて自陣に戻った。
WashingtonPostの記者によると、デイビスのラストショットについて質問されたロンドはただ短く、「彼は僕たちのゲームにおいて間違いなく最高のスコアラーだ」と答えたという。
デイビスが最高のスコアラーであることを知るロンドは、デイビスのラストショットが入るのを確信していたがゆえに無反応だったのだろうか?
それとも自身のパフォーマンスに納得がいかず、手放しで喜べなかったのだろうか?
いずれにせよ、メンタル面でのロンドの貢献は大きかった。
試合終盤はデイビスとヨキッチの点の奪い合いになったが、デイビスはヨキッチに決められた後、ロンドにこう言われたという。
問題ない。
彼(ヨキッチ)は君の上から得点した。
やられたらやりかえせ。
“プレイオフ・ロンド”の異名を持つロンドは、シリーズ第3戦でもチームメイトたちをサポートし、全力を尽くすことだろう。
なお、ロンドのカンファレンスファイナル第1戦と第2戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 |
---|---|---|
出場時間 | 21:50 | 21:06 |
得点 | 7 | 3 |
リバウンド | 1 | 4 |
アシスト | 9 | 9 |
スティール | 2 | 1 |
ターンオーバー | 0 | 5 |
FG成功率 | 42.9% (3/7) | 33.3% (1/3) |
3P成功率 | 100% (1/1) | 50.0% (1/2) |
フリースロー成功率 | – | – |
+/- | +13 | +6 |
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