ドワイト・ハワードがNBAファイナル後にコービー・ブライアントからもらったアドバイスとは?
元オールスターセンターのドワイト・ハワードはオーランド・マジックに所属していた2008-09シーズン、キャリアで初めてNBAファイナルに進出した。
NBAタイトルをかけて争ったのは、コービー・ブライアント率いるロサンゼルス・レイカーズ。
当時23歳だったハワードはファイナル全試合で二桁得点、二桁リバウンドを記録したものの、マジックはレイカーズに1勝4敗で敗れ、悲願のNBAタイトルはならなかった。
この時まだ若かったハワードはさらなる成長を誓い、NBAファイナルが終わった後にブライアントにアドバイスを求めたという。
ハワードは当時を振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
もっと良くなるためには何をすべきなのか、彼にアドバイスを求めたんだ。
彼はこう言ったよ。
「何を言っているんだ?君はすでに世界最高の選手のひとりじゃないか。何を言っているんだ?今やっていることを続けろ。ハードにプレイし続けろ。エルボージャンパーとバンクショットに取り組め」とね。
僕は「一日に何本シュート練習をしているんだい?」と聞いたのだけれど、彼は一日1000本と言っていた。
それがきっかけとなり、僕は1日にジャンプショットを1000本撃つようになった。
その次のシーズン、僕はMVPレースで(デリック・ローズに次ぐ)2位になったのさ。
あのことは絶対に忘れない。
彼がああ言ったのは、僕にジャンプショットを撃つことを望んでいたからではなかった。
もっと意志を持てということだったんだ。
その後、ハワードはレイカーズでブライアントとチームメイトになったものの、良好な関係を築くことはできなかった。
だが、レイカーズに復帰した今季はチームをNBAチャンピオンに導こうとしている。
約9年前に教えられたマンバメンタリティを胸に、ハワードにはレイカーズのNBAタイトル獲得に貢献し、天国のブライアントに捧げてもらいたい。
コメントを残す