タイラー・ヒーローが父を説教？

マイアミ・ヒートのタイラー・ヒーローは、ルーキーながら素晴らしいNBAキャリアを送っている。

ベテランポイントガードのゴーラン・ドラギッチ負傷離脱後はスターターに抜擢され、ジミー・バトラーと共にヒートを牽引するパフォーマンスを見せているヒーロー。

バトラーとの関係も良好で、NBAチャンピオンを目指すヒートにとって欠かせないプレイヤーのひとりとなった。

だが、ヒーローの父はバトラーとチームメイトになることに不安を感じていたようだ。

ヒーローの父によると、昨年夏にヒーローとバトラーがシカゴでトレーニングをした際、父は息子が評判がよろしくなかったバトラーと共に過ごすことに不安を感じていたという。fadeawayworld.netが伝えている。

ジミーに関する話を聞いていたから、親として息子が大丈夫なことを確認したかった。
すると、彼（ヒーロー）は私に強く反論したんだ。
「父さん、僕にメールしないでくれ。ジミーは良い男だ」とね。

バトラーはシカゴ・ブルズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズをプレイオフに導いた実績があったものの、自身の労働観を若手たちに押し付け、チーム内で良好な関係を築けなかったと報じられていた。

そういう報道があったため、ヒーローの父が不安を感じるのも当然だったかもしれない。

だが、バトラーはヒートに完全にフィットし、若手たちのメンターとしてだけでなくリーダーとして、友人として、チームメイトとして慕われている。

NBAファイナルでは崖っぷちに追い詰められてしまったが、バトラーとヒーローは絆をさらに深め、ヒートを常勝チームへと導くだろう。

なお、ヒーローの今季のスタッツは以下の通りとなっている。