レブロン・ジェイムス「ジミー・バトラーは僕よりひとつ多くプレイを成功させた」
現地9日に行われたロサンゼルス・レイカーズとマイアミ・ヒートのNBAファイナル第5戦は、接戦を制したヒートが勝利した。
試合終盤はレブロン・ジェイムスとジミー・バトラーの点取合戦となったものの、最終的に勝利したのはバトラー率いるヒート。
バトラーと熾烈な戦いを繰り広げたジェイムスも、ヒートを勝利に導いたバトラーを称賛したようだ。
ジェイムスはバトラーについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
最高のレベルで戦えること。
それがゲームの美しさだ。
チャンスを逃さず、その瞬間に生きる。
チームの成功のためにプレイを成功させようとする。
僕たちふたりはそれをやったんだ。
今夜の彼は僕よりひとつ多くプレイを成功させることができた。
そして僕は勝利を逃してしまった。
終盤のバトラーは果敢に攻め込み、得点を量産。
ジェイムスも負けじと得点を重ねたものの、最終盤はトップ・オブ・ザ・キーでオープンになっていたダニー・グリーンにパス。
だが、グリーンはオープンスリーを決めることができず、ヒートに勝ちを譲ってしまった。
これを受け、「ジェイムスはスコアリングを狙いにいくべきだった」という声が多くあがっている。
マイアミ・ヒート時代も同じことを言われ、批判を浴びたジェイムス。
しかし、ジェイムスはスコアラーではなくオールラウンダーであり、オープンだったグリーンにパスを出したのは適切な判断だったと言えるだろう。
なお、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードはジェイムスがパスを選択したことを受け、「正しいプレイだ。だが、僕ならスコアリングを狙いに行く」と語った。
NBAファイナル第5戦のジェイムスとバトラーのスタッツは以下の通りとなっている。
– | レブロン・ジェイムス | ジミー・バトラー |
---|---|---|
出場時間 | 41:51 | 47:12 |
得点 | 40 | 35 |
リバウンド | 13 | 12 |
アシスト | 7 | 11 |
スティール | 3 | 5 |
ブロックショット | 0 | 1 |
ターンオーバー | 4 | 3 |
FG成功率 | 71.4% (15/21) | 57.9% (11/19) |
3P成功率 | 66.7% (6/9) | 33.3% (1/3) |
フリースロー成功率 | 66.7% (4/6) | 100% (12/12) |
+/- | +7 | +5 |
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