カナダ代表が今月末のオリンピック予選を辞退?
今月末、2024年のオリンピック予選となるFIBAアメリカップが開催される。
次のラウンドに進出するには上位3チームに入らなければならないが、カナダ代表チームは重要な最初の2試合を棄権することになるかもしれない。
hoopsrumors.comによると、フランスやイングランドがロックダウンするなど一向に収束する兆しが見られない世界の状況を受け、カナダ代表チームは現地11月29日と30日に予定しているFIBAアメリカップを辞退することを検討しているという。
辞退した場合は自動的に棄権扱いとなるため、カナダ代表チームは2月に予定されている予選2試合を全勝しなければ、2024年オリンピックへの道は閉ざされてしまう。
カナダ代表チームがオリンピックでメダルを獲得したのは、バスケットボールが正式競技となった1936年のベルリンオリンピックのみ。
当時は銅メダルを獲得したものの、以降は世界選手権を含めてメダルを獲得していない。
だが、今のカナダ代表チームにはデンバー・ナゲッツのジャマール・マレーやオクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジアス・アレクサンダー、ニューヨーク・ニックスのRJ・バレット、クリーブランド・キャバリアーズのトリスタン・トンプソン、マイアミ・ヒートのケリー・オリニクなどNBAで活躍するプレイヤーが多い。
メダル獲得が期待できるラインアップであるため、カナダ代表チームとしては予選の延期を切望していることだろう。
なお、予選を延期するか否かは今週末の会議で決定すると報じられている。
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