ジョエル・エンビードがMVPレース脱落を受け入れる
NBA2020-21シーズンのMVPレースは、デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチとフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビードの一騎打ちになると見られている。
現在優勢なのはヨキッチであり、多くのNBAアナリストやファンもヨキッチがMVPに選出されるべきと感じているだろう。
このような流れを受け、エンビードもMVPを受賞できないことを受け入れ始めたのかもしれない。
エンビードはMVPについて次のようにコメントしたという。larrybrownsports.comが伝えている。
(MVPを受賞できなかったことを)悲しんだり、怒り狂ったりすることもできる。
だが、人生の中で起こることには何か理由があると思っている。
もし今季のMVPに選出されなかったとしても、そういうことなんじゃないかな。
一方でポジティブなことは、プレイオフに向けて僕が健康を維持できるかもしれないということだ。
なぜなら、もし僕がMVPを追い続けていたら、2年前のように燃え尽きていたかもしれないからね。
今季のMVPにヨキッチが選出されるのは間違いないだろう。
だが、エンビードにとって最大の目標はNBAチャンピオンになることであり、もしシクサーズをNBAタイトル獲得に導くことができれば、MVPを受賞できなかったことはまったく気にならなくなるに違いない。
なお、今季のエンビードとヨキッチのスタッツは以下の通りとなっている。
– | J・エンビード | N・ヨキッチ |
---|---|---|
出場試合数 | 50 | 70 |
平均出場時間 | 31.3 | 34.9 |
平均得点 | 28.8 (キャリアハイ) | 26.5 (キャリアハイ) |
平均リバウンド | 10.6 | 10.9 (キャリアハイ) |
平均アシスト | 2.9 | 8.4 (キャリアハイ) |
平均スティール | 1.0 (キャリアハイ) | 1.3 |
平均ブロックショット | 1.4 | 0.7 |
平均ターンオーバー | 3.1 | 3.1 |
FG成功率 | 51.5% (キャリアハイ) | 56.6% |
3P成功率 | 37.3% (キャリアハイ) | 39.3% |
フリースロー成功率 | 85.5% (キャリアハイ) | 86.7% |
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