NBAプレイオフ・ファーストラウンドで敗退したダラス・マーベリックスは、長年にわたってチームに貢献したドニー・ネルソンおよびリック・カーライルと決別するなど、慌ただしいオフシーズンを送っている。

ここ数年のマブスのフロントオフィスではさまざまな問題が生じており、厳しい時間が続いている中、偉大なNBAレジェンドがマブスを救うために立ち上がった模様。

hoopsrumors.comによると、マブスで一時代を築いたダーク・ノビツキーがマーク・キューバンからの要請を受け、スペシャルアドバイザーとしてチームに復帰することをノビツキーが明かしたという。

マーク・キューバンからスペシャルアドバイザーの話をもらった。

マブスをサポートできることを嬉しく思う。

ドニー・ネルソンとリック・カーライルはメンターであり、僕のキャリアとフランチャイズの成功においてものすごく大きな役割を果たした。

彼らがいなくて寂しいよ。

だが、今の僕にとってはマークと共にできる限り貢献することが重要だ。

カーライルがヘッドコーチ職を退いた後、キューバン、ノビツキー、バスケットボールオペレーション部門のマイケル・フィンリーなどが集まり、マブスのこれからについて話し合ったという。

マブスはルカ・ドンチッチを中心としたチームではあるが、ドンチッチはマブスのフロントオフィスに対する信頼を失いつつあると噂されている。

このオフシーズン中に延長契約を結ぶとされているものの、この先何が起こるか分からない。

だが、ノビツキーのスペシャルアドバイザー就任はドンチッチにとってもポジティブなニュースと言えるだろう。

なお、ノビツキーは今季開幕前に元チームメイトであり、現在ブルックリン・ネッツのヘッドコーチを務めるスティーブ・ナッシュからアシスタントコーチのオファーをもらったが、マブス一筋のNBAキャリアを送ったノビツキーはオファーを断ったと報じられていた。