ブルック・ロペス「ショットクロックのミスを取り戻そうとした」
ミルウォーキー・バックスはNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第7戦で今季のNBAチャンピオン最有力候補だったブルックリン・ネッツに勝利し、カンファレンスファイナル進出を決めた。
試合はオーバータイムにもつれる大激戦となったが、バックスには第4Qで試合を終わらせるチャンスがあった。
だが、第4Q最終盤にボールを受け取ったロペスはショットクロックが頭から離れてしまっていたのか、シュートではなくパスを選択。
その結果ショットクロックバイオレーションとなり、その後ケビン・デュラントに同点弾を許してしまった。
ロペスによると、オーバータイムではショットクロックバイオレーションのミスを取り戻すことを考え、それが残り1分にデュラントのレイアップをブロックしたプレイにつながったという。ロペスのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
ショットクロックバイオレーションの後、僕は責任を感じた。
チームメイトたちにはこう伝えたんだ。
「僕はミスをしてしまった。だが、この試合を獲りに行こう」とね。
僕は埋め合わせしようと思っていたし、僕たちのチームもそう考えていた。
そして実現したんだ。
僕たちに巻き返す力がどれほどあるのか見ることができたのは、本当に良かったよ。
ビッグマンでありながらアウトサイドショットを持つロペスは、シリーズを通して重要なキープレイヤーとして活躍した。
ショットクロックバイオレーションの経験は残りのNBAプレイオフに活き、バックスを1970-71シーズン以来となるNBAチャンピオンに導いてくれるだろう。
なお、ロペスの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。
– | レギュラーシーズン | NBAプレイオフ |
---|---|---|
出場試合数 | 70 | 11 |
平均出場時間 | 27.2 | 31.5 |
平均得点 | 12.3 | 13.0 |
平均リバウンド | 5.0 | 7.2 |
平均アシスト | 0.7 (キャリアワーストタイ) | 0.5 |
平均スティール | 0.6 | 0.5 |
平均ブロックショット | 1.5 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 0.9 | 1.2 |
FG成功率 | 50.3% | 53.3% |
3P成功率 | 33.8% | 34.3% |
フリースロー成功率 | 84.5% (キャリアハイ) | 90.5% |
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