ボビー・ポーティス「バックスに来たことは僕にとって最高の出来事」
2015年のNBAドラフト22位でシカゴ・ブルズに入団したボビー・ポーティスは、NBAキャリアの大半を再建中のチームで過ごした。
キャリア2年目の2016-17シーズンはブルズの一員としてNBAプレイオフに出場したものの、その後はワシントン・ウィザーズ、ニューヨーク・ニックスを渡り歩き、タフな時間を送っていた。
だが、昨年のオフシーズン中にミルウォーキー・バックスと2年契約(2年目はプレイヤーオプション)を結ぶと、重要なベンチメンバーとして活躍。
現地20日に行われたNBAファイナル第6戦では16得点をあげる活躍を見せ、バックスのNBAチャンピオンに貢献した。
ポーティスによると、ニューヨーク・ニックスに所属した昨季はオーランドのバブルに招待さえされず、辛い時間を過ごしていたという。ポーティスのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
10カ月の間、僕は家でトレーニングをしていた。
本当に落ち込んでいた。
チームがバブルにさえ招待されなかったことに本当に落ち込んでいたんだ。
僕は人生において平穏な場所を見つけたんだ。
ここに来たことは、僕に起こったこと史上最高の出来事さ。
かけがえのないことなんだ。
常に闘志を剥き出しにしてプレイするポーティスは、すぐにバックスファンのお気に入りの選手となった。
ジュルー・ホリデーが優勝後のインタビューで、バックスファンに「ボビー!ボビー!」コールを促していたことからも、ポーティスがどれほど愛されているかが分かるのではないだろうか。
ようやく居場所を見つけたポーティスには、来季もバックスの一員としてNBAチャンピオンを目指してもらいたい。
なお、ポーティスの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 66 | 381 |
平均出場時間 | 20.8 | 20.5 |
平均得点 | 11.4 | 10.4 |
平均リバウンド | 7.1 | 6.1 |
平均アシスト | 1.1 | 1.2 |
平均スティール | 0.8 | 0.6 |
平均ターンオーバー | 0.8 | 1.0 |
FG成功率 | 52.3% (キャリアハイ) | 46.8% |
3P成功率 | 47.1% (キャリアハイ) | 38.0% |
フリースロー成功率 | 74.0% | 75.2% |
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