ブランドン・イングラムがヒートでのプレイを希望?
NBAプレイオフ復帰を目指すニューオーリンズ・ペリカンズは、現地26日のトレードでエリック・ブレッドソーとスティーブン・アダムスを放出し、ヨナス・バランチュナスを獲得した。
今後はロンゾ・ボールの去就に注目が集まるところだが、ブランドン・イングラムの周辺も騒がしくなりつつあるようだ。
fadeawayworld.netによると、イングラムはマイアミ・ヒートでプレイすることに関心を持っているという。
ヒートはジミー・バトラーとバム・アデバヨを中心としたチームであり、若手のタイラー・ヒーローやダンカン・ロビンソンにはNBAオールスタークラスの選手への成長が期待されている。
だが、ヒーローとロビンソンが確実に成長する保証はなく、ヒートがNBAチャンピオンを狙えるチームに今すぐなりたいなら、イングラムのようなスコアリング能力のある選手を獲得したいところだろう。
イングラムにとっても、ザイオン・ウィリアムソンを中心としたチームに生まれ変わる見込みのペリカンズでは十分なチャンスを得られず、成長の機会を失ってしまうかもしれない。
ヒートに移籍することでスコアラーとしてさらに成長し、NBAキャリアを前に進めることができるに違いない。
もしペリカンズとヒートの間でトレードが行われる場合、ヒートはロビンソンを筆頭に、ヒーローなどをプラスして放出する可能性があると報じられている。
イングラムの契約にマッチするには不十分かもしれないが、ペリカンズの組織の中にはロビンソンを高く評価している者がいるとされており、トレードが成立する可能性はゼロではないだろう。
イングラムの契約は2025年まで残っているため、ペリカンズがトレードを急ぐ必要はない。
だが、イングラムが環境を変えたいと思っているのなら、このオフシーズン中にトレードを要求する可能性は十分ありそうだ。
なお、イングラムの2020-21シーズンとNABキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 61 | 313 |
平均出場時間 | 34.3 | 32.6 |
平均得点 | 23.8 (キャリアハイタイ) | 17.8 |
平均リバウンド | 4.9 | 5.0 |
平均アシスト | 4.9 (キャリアハイ) | 3.5 |
平均スティール | 0.7 | 0.7 |
平均ターンオーバー | 2.5 | 2.4 |
FG成功率 | 46.6% | 46.1% |
3P成功率 | 38.1% | 36.7% |
フリースロー成功率 | 87.8% | 75.6% |
コメントを残す