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ロケッツがジョン・ウォールをバイアウトする理由とは?

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ロケッツがジョン・ウォールをバイアウトする理由とは?

昨年オフシーズン中のトレードでワシントン・ウィザーズからヒューストン・ロケッツに移籍した元NBAオールスターポイントガードのジョン・ウォールは、他チームへの移籍を望んでいると噂されている。

ロケッツは若手を中心としたチームに完全に生まれ変わったため、ウォールをトレードで放出する可能性は十分ある。

だが、残り9200万ドルの契約が足かせとなり、トレードを実現させるのは簡単ではないだろう。

そのため、「ロケッツはウォールをバイアウトで放出すべき」という声も聞こえるようになったわけだが、その可能性は決して低くないかもしれない。

nbaanalysis.netによると、ロケッツがウォールをバイアウトで放出する理由が3つあるという。

1つ目の理由は、ロケッツのオーナーがティルマン・フェティータということだ。

フェティータはラグジュアリータックスを支払うのを嫌っており、フェティータがロケッツのオーナーになってからラグジュアリータックスを一度も支払ったことがない。

また、フェティータはレストランやカジノビジネスで莫大な財産を築いてきたが、近年の状況により収益がひどく悪化し、節約に執着していると噂されている。

ウォールの契約をバイアウトし、支払いを5年間に分散させることは、ビジネスで大打撃を受けているフェティータにとっては大きなメリットとなるだろう。

2つ目の理由は、NBAドラフト指名権を放出せずにすむということだ。

大型契約下にあるうえ、怪我が懸念されるウォールをトレードで放出するのは簡単ではなく、トレードを実現させるためにはNBAドラフト指名権を含めなければならない可能性が高い。

ロケッツは若手有望株とNBAドラフト指名権を蓄積している段階にあるため、トレードでNBAドラフト指名権を放出するのを嫌うだろう。

3つ目の理由は、若手の出場時間を増やせるということだ。

ロケッツは再建中のNBAチームであり、若手により多くの出場機会を与え、成長を促す方向で進んでいる。

間もなく31歳になるウォールより、成長の伸び代がある若手選手たちに出場時間を与えたいところだろう。

いずせにせよ、ウォールがロケッツに留まるメリットは双方にない。

つまり、ウォールの移籍がこのオフシーズン中に実現する可能性は高いと言えそうだ。

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