ジョン・ウォールを獲得すべきNBA5チームとは?
元NBAオールスターポイントガードのジョン・ウォールは先日、他のNBAチームに移籍することを示唆した。
だが、ロケッツとウォールの間にまだ動きは見られない。
他のNBAチームにとって怪我が多いウォール獲得にはリスクがあるかもしれないが、もしロケッツがウォールをバイアウトで放出すれば、他チームにとって低コストで元NBAオールスターを獲得できるチャンスとなるだろう。
では、ウォールのバイアウトが成立した場合、どのNBAチームがウォール獲得に動くべきなのだろうか?
fadeawayworld.netによると、ダラス・マーベリックス、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ロサンゼルス・レイカーズ、ブルックリン・ネッツ、ロサンゼルス・クリッパーズがウォール獲得に動くべきNBAチームだという。
ダラス・マーベリックス
マブスはルカ・ドンチッチと並ぶボールハンドラーを探している。
現時点で最有力候補に挙がっているのは、このオフシーズン中のトレードでトロント・ラプターズに移籍したゴーラン・ドラギッチだ。
だが、ラプターズはドラギッチをロスターに留めることを示唆している。
もしドラギッチを獲得できないなら、ウォールはドラギッチに代わる良いオプションとなるだろう。
ゴールデンステイト・ウォリアーズ
ウォールを獲得した場合、ステフィン・カリーの出場時間が減少する可能性がある。
だが、ウォリアーズとしては33歳のカリーに負担をかけず、健康な状態をキープしたいところだろう。
ウォールはカリーと並んでプレイできるうえ、ウォリアーズにとってベンチ層の強化につながるのは間違いない。
ロサンゼルス・レイカーズ
レイカーズにはラッセル・ウェストブルックとラジョン・ロンドという偉大なポイントガードがいる。
また、ケンドリック・ナンも獲得したため、ポイントガードの層は厚い。
だが、レイカーズにおいて若手の部類に入る31歳のウォールがNBAオールスターフォームを取り戻すことができれば、最高のバックアップガードとなるだろう。
ブルックリン・ネッツ
ネッツにはジェイムス・ハーデンとカイリー・アービングというNBAオールスターガードがいる。
だが、昨季を振り返ってみると、ハーデンとアービングが怪我に苦しめられ、NBAプレイオフではケビン・デュラントに大きな負担がかかってしまった。
元NBAオールスターポイントガードのウォールを獲得すればベンチの強化につながるのは間違いなく、またハーデンもしくはアービングが負傷離脱した時は頼れるポイントガードとなるだろう。
ロサンゼルス・クリッパーズ
カワイ・レナードの復帰の見通しが立たない中、ポール・ジョージに大きな負担がかかるのは間違いない。
レジー・ジャクソンと2年の再契約を結び、またエリック・ブレッドソーを獲得したものの、ウォールのようなスコアリング能力とプレイメイク能力のあるポイントガードをロスターに置き、ジョージの負担を軽くしたいところだ。
ウォールは怪我のリスクが懸念されるものの、もし健康な状態をキープすることができれば、クリッパーズにとって重要なボールハンドラーとなるのは間違いない。
これらはロケッツがバイアウトでウォールを放出することが前提となるため、まずはロケッツの動きに注目が集まるところだ。
なお、ウォールの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 40 | 613 |
平均出場時間 | 32.2 | 35.6 |
平均得点 | 20.6 | 19.1 |
平均リバウンド | 3.2 (キャリアワースト) | 4.3 |
平均アシスト | 6.9 (キャリアワースト) | 9.1 |
平均スティール | 1.1 (キャリアワースト) | 1.7 |
平均ターンオーバー | 3.5 | 3.8 |
FG成功率 | 40.4% (キャリアワースト) | 43.1% |
3P成功率 | 31.7% | 32.3% |
フリースロー成功率 | 74.9% | 77.9% |
コメントを残す