ケンドリック・パーキンス「カイル・クーズマはNBAキャリア最高のシーズンを送る」
ロサンゼルス・レイカーズでNBAキャリア4年を過ごしたカイル・クーズマは、このオフシーズン中のトレードでワシントン・ウィザーズに移籍した。
ここ数年のクーズマのパフォーマンスは安定せず、多くのNBAファンはクーズマがこのまま衰退していくと予想しているというが、元NBA選手のケンドリック・パーキンスはクーズマが覚醒すると感じているのかもしれない。
パーキンスによると、プレッシャーから解放されたクーズマは、ウィザーズでNBAキャリアベストのシーズンを送るという。パーキンスのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
クーズはキャリアベストのシーズンを送るだろう。
彼がオールスターに選出されるかって?
そうは言わない。
だが、人々は理解しなければならない。
レブロン・ジェイムスと並んでプレイし、チャンピオンをかけてプレイすることには大きなプレッシャーがあるんだ。
ワシントンではプレッシャーがない。
プレイオフに進出しなければならないというプレッシャーだけだ。
クーズがプレッシャーから解放され、自由にプレイできるようになることを楽しみにしている。
彼が今季をキャリアベストのシーズンとすることを楽しみにしているよ。
レイカーズの未来を担う逸材として期待されたブランドン・イングラム、ロンゾ・ボール、ジョーダン・クラークソンは、レイカーズから離れた後に覚醒した。
彼らの覚醒にプレッシャーからの解放が関係しているのであれば、クーズマも彼らと同じように進化を遂げるだろう。
一方、結果を残すことができなければNBAキャリアが悪い方向に傾いてしまう可能性があるため、クーズマにとってNBA2021-22シーズンは勝負と年となりそうだ。
なお、クーズマの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 68 | 276 |
平均出場時間 | 28.7 | 29.7 |
平均得点 | 12.9 | 15.2 |
平均リバウンド | 6.1 | 5.6 |
平均アシスト | 1.9 | 1.9 |
平均スティール | 0.5 (キャリアワーストタイ) | 0.6 |
平均ターンオーバー | 1.7 | 1.7 |
FG成功率 | 44.3% | 44.8% |
3P成功率 | 36.1% | 33.8% |
フリースロー成功率 | 69.1% (キャリアワースト) | 72.7% |
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