NBAコミッショナーのアダム・シルバーは先日、NBAオールスターゲームのフォーマットをイースタン・カンファレンス対ウェスタン・カンファレンスに戻すことを発表した。

だが、NBAオールスターゲームのフォーマットは将来的に再び変更となるかもしれない。

clutchpoints.comによると、NBA副コミッショナーのマーク・テイタムは「将来的にチームUSA対チームワールドのフォーマットになる？」と質問されると、「その可能性は非常に、非常にある」と答えたという。

シルバーはNBAオールスターゲームのフォーマットをイースト対ウェストに戻すことを発表した時、チームUSA対チームワールドのフォーマットについて質問されると、「その可能性はある」としつつも、現時点ではタレントのバランスに不公平が生じるとしていた。

もしチームUSA対チームワールドのフォーマットが実現すれば、チームワールドはデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチやダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチ、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポ、オクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジアス・アレクサンダー、サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマなどサイズとスキルに長けたNBAスターたちが揃うだろう。

また、ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が選出される可能性も十分ある。

フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビードやミネソタ・ティンバーウルブズのカール・アンソニー・タウンズなど、国籍を変更したり、帰化した選手にどう対処するのか気になるところだが、チームUSA対チームワールドのフォーマットは世界中のNBAファンを魅了するに違いない。

なお、昨季のNBAオールスターゲームに出場した選手は以下の通りとなっている。

チーム・レブロン

選手	当時所属
レブロン・ジェイムス	LAL
ジョエル・エンビード	PHI
カイリー・アービング	DAL
ルカ・ドンチッチ	DAL
ニコラ・ヨキッチ	DEN
アンソニー・エドワーズ	MIN
ジェイレン・ブラウン	BOS
ポール・ジョージ	LAC
タイリース・ハリバートン	IND
ジュリアス・ランドル	NYK
ディアーロン・フォックス	SAC
ジャレン・ジャクソンJr	MEM

チーム・ヤニス

選手	当時所属
ヤニス・アンテトクンポ	MIL
ジェイソン・テイタム	BOS
ジャ・モラント	MEM
ドノバン・ミッチェル	CLE
ラウリ・マルカネン	UTA
デイミアン・リラード	POR
ジュルー・ホリデー	MIL
シェイ・ギルジアス・アレクサンダー	OKC
デマー・デローザン	CHI
パスカル・シアカム	TOR
バム・アデバヨ	MIA
ドマンタス・サボニス	SAC