昔のNBAとは異なり、近年のNBAではスコアリング能力が高いポイントガードが多い。

ダラス・マーベリックスのカイリー・アービングやゴールデンステート・ウォリアーズのステフィン・カリー、メンフィス・グリズリーズのジャ・モラント、サクラメント・キングスのディアーロン・フォックス、デンバー・ナゲッツのジャマール・マレー、オクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジアス・アレクサンダー、ポートランド・トレイルブレイザーズのでデイミアン・リラードがその最たる例だろう。

彼らは1on1でスコアリングを重ねることができるが、NBAレジェンドのトレイシー・マグレディによると、アイソレーションプレイを最も見たいと思わせるガード選手はアービングだという。マグレディのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

1on1をテレビで絶対に見るべきガード選手が数人いると思う。

ステフ、カイリー、デイムは、そのようなガード選手のひとりだ。

ブラッドリー・ビールのような選手も加えたい。

ディアーロン・フォックスもだ。

だが、僕が選ぶのはカイリーだ。

1on1においてこのリーグ最高のガード選手は彼だ。

アービングはレブロン・ジェイムスやケビン・デュラント、ジェイソン・テイタムなどのようにサイズがあるわけではない。

だが、誰が相手でも多彩なスキルを駆使してディフェンダーを置き去りにし、スコアリングしてしまう。

マグレディが語ったように、アービングの1on1に魅了されているNBAファンは少なくないだろう。

昨季は残念な結果に終わってしまったが、来季はスキルをフル活用してマブスを牽引し、NBAプレイオフ復帰に導くに違いない。