NBAがスモールマーケットのチームに救済策?
近年のNBAではスーパースターが同じチームに集い、NBAチャンピオンを目指すケースが少なくない。
数年前のゴールデンステイト・ウォリアーズや現在のブルックリン・ネッツ、ロサンゼルス・レイカーズがその代表格だろう。
一方、スモールマーケットのチームはNBAを代表するスーパースターを複数獲得することが難しいため、スモールマーケットとビッグマーケットのNBAチーム間の戦力差は大きくなっている。
NBAはこの状況を打開すべく、新たな手を打つかもしれない。
ニューオーリンズ・ペリカンズの球団社長を務めるデニス・ラウシャによると、スモールマーケットのチームに利益をもたらすべく、NBAコミッショナーのアダム・シルバーが次回の団体交渉で「強化された収益分配モデル」を採用することを明かしたという。ラウシャのコメントをRealGMが伝えている。
彼(シルバー)は、我々がこのマーケットでやっていることにすごく満足してくれている。
ただ、彼は強気だ。
(新たなCBAの中で)彼は多くの点で我々に有利になるように着地させると考えている。
我々はこの件について非常に楽観視しているよ。
ペリカンズは利益を上げることができているものの、ビッグマーケットのNBAチームと比較すると年間収益は1億ドル程度少ないという。
もしシルバーが提唱する「強化された収益分配モデル」が採用されれば、スモールマーケットのNBAチームはより柔軟な経営が可能になるだろう。
また、NBAを代表するスーパースターを獲得できるチャンスも広がるため、スモールマーケットのNBAチームは実現を切に願っているに違いない。
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