ビンス・カーター「ロバート・サーバーは僕を排除しようとした」
昨季NBAファイナリストのフェニックス・サンズが、ロバート・サーバーの問題に揺れ動いている。
サンズのオーナーを務めるサーバーに人種差別発言や女性蔑視の言動などがあったとし、ESPNが告発記事を掲載。
サンズの現従業員や元従業員70人以上がインタビューに応じ、サーバーの問題について証言したというが、未来のNBA殿堂入り選手であるビンス・カーターもサンズ時代に苦い経験をした模様。
カーターによると、サーバーは素晴らしいパフォーマンスを見せていたカーターをサンズから締め出そうとしていたという。カーターのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
僕があの場所で選手として復活した時、ある出来事が起こった。
信頼できる2人のチームメイトから聞いた話だが、彼(サーバー)は彼らに僕を追い出せと言ったそうだ。
僕が良いプレイをしていたのを彼は気に入っていなかった。
僕はフェニックスで復活し、僕たちのチームは勝っていた。
だが、彼は僕を排除したかったんだ。
地面に叩きつけるように、「この建物の中で彼を楽しませるな」という感じさ。
なぜなら、僕がチームを高めようとしていると彼は感じていたからね。
カーターによると、2人のチームメイトはサーバーの指示に従わなかったという。
このようなことがあったからか、カーターは1年も経たないうちにサンズを離れることになった。
昨季はNBAファイナルに進出し、今季はNBAタイトル獲得が期待されているサンズ。
だが、かつてのロサンゼルス・クリッパーズがそうだったように、サンズも内部の問題に振り回されることになりそうだ。
なお、NBAはサーバーの問題の真偽を確かめるため、法律事務所に調査を依頼したと報じられている。
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