キャブスのレブロン・ジェイムス獲得は不可能?
NBAオールスターのレブロン・ジェイムスは先日、古巣クリーブランド・キャバリアーズへの復帰について「扉は閉ざしていない」と語った。
ジェイムスのこの発言を受け、キャブスの黄金時代を知るファンは歓喜したことだろう。
だが、今年のNBAオールスターゲームはクリーブランドでの開催だったため、ジェイムスの発言がリップサービスだった可能性も否定できない。
そんな中、ジェイソン・ロイド記者がジェイムスの発言の舞台裏を明かした模様。ロイド記者のコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
彼がメディアインタビューを終えて舞台を降りた時、私は「君と一緒に歩いてもいい?話をしよう」と頼んでみた。
彼は「イエス」と答えてくれた。
セキュリティが止めに入ろうとしたが、レブロンが彼らを制止してくれた。
彼は話をしたかったんだ。
彼に「キャブスの躍進に驚いている?」と質問すると、彼は「ノー」と答えた。
彼はキャブスのタレントをすごく気に入っていた。
キャブスの今のロスターは、彼が2014年に復帰した当時のロスターよりチャンピオンに近づいている。
私は再び「キャブス復帰を考えている?」と質問してみた。
彼は笑いながらこう答えたんだ。
「考えたことはない」とね。
だが、話を続けるうちに、次第に心の内を明かしてくれた。
「扉は閉ざしていない」
彼は最後にそう答えてくれたよ。
ここからが複雑な話だ。
40歳近い男をマックス契約で獲得するために、キャブスが今のロスターを壊すことはないだろう。
ダリアス・ガーランドとジャレット・アレンはオールスターに初選出され、エバン・モブリーは早ければ来年にもオールスターに選出される可能性がある。
つまり、マックス契約の選手を獲得するにはサラリーキャップの問題を解決しなければならない。
だから、(ジェイムス獲得は)実現不可能かもしれない。
彼はマックス以下では戻ってこないことを明言したからね。
ジェイムスが本気でキャプス復帰を考えていて、かつキャブスがトップ3選手を放出しなくて済む方法があれば、それを考えなければならない。
キャブスのストーリーは、今季最高のひとつだ。
彼らは来季も期待できるし、ジェイムスがロスターに加われば、キャブスはチャンピオンを狙うに十分なチームになるだろう。
ガーランド、アレン、モブリーを中心としたロスターを構築したキャブスは、イースタン・カンファレンス4位でシーズン前半を終えた。
キャブスがNBAプレイオフに進出する可能性は極めて高く、来季も期待できるだろう。
キャブスがジェイムス獲得に動くかは分からないが、フロントオフィスは今のロスターを喜んでいるに違いない。
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