シカゴ・ブルズのNBAオールスター、ザック・ラビーンは、この夏に完全FAになる。

ラビーンには複数のNBAチームが関心を持っているというが、ラビーンはブルズと再契約する可能性が高いのかもしれない。

Bleacher Reportによると、ラビーンに関心を持っていると噂されるNBAチームと契約してもラビーンが望む役割は期待できないため、現時点ではブルズと再契約する可能性が最も高いという。

ブルズは昨年夏にNBA屈指のスコアラーであるデマー・デローザンを獲得した。

今季のデローザンはNBAオールスターに復活するなど素晴らしいシーズンを送り、ブルズのメインスコアラーとなったわけだが、ラビーンは役割の減少に不満を持っていると噂されている。

だが、ラビーンに関心を持っているとされるポートランド・トレイルブレイザーズにはデイミアン・リラード、アトランタ・ホークスにはトレイ・ヤング、ロサンゼルス・レイカーズにはレブロン・ジェイムスがいるため、ラビーンがメインのボールハンドラーになることはないだろう。

一方、サンアントニオ・スパーズであればラビーンが望む役割を得ることができるかもしれないが、今のスパーズはNBAタイトルが期待できるチームではない。

それらを踏まえると、ブルズとの5年契約を結ぶのが最善なのかもしれない。

なお、ブルズはデローザンとラビーンをサポートするためにインサイドの強化を計画しており、元NBAオールスタービッグマンのニコラ・ブーチェビッチをトレード要員にすると報じられている。