NBAオールスターのポール・ジョージとカワイ・レナードを怪我で欠くロサンゼルス・クリッパーズは、現地3日にライバルのロサンゼルス・レイカーズに勝利した。

クリッパーズの今季のレイカーズ戦は4戦全勝。

チームを牽引するレジー・ジャクソンはこの結果を受け、ロサンゼルスにおける光がレイカーズであることを認めつつも、「クリッパーズネーション・ザ・ハート。それが真のロサンゼルスだ」などと語った。

だが、クリッパーズを指揮するタイロン・ルーHCは、ジャクソンの発言は時期尚早と感じているのかもしれない。

ルーHCはジャクソンの発言について質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。

僕はここの組織に誇りを持っているよ。

だが、（レイカーズには）まだ遠く及ばない。

あのチームには17度のNBAチャンピオンの実績があるからね。

だから、この件について話すことはできない。

ルーHCは現役時代にレイカーズのユニフォームを着てプレイした経験を持つ。

レイカーズで過ごしたのはわずか3シーズンだったが、レイカーズの伝統の重みを知っているからこそ、「クリッパーズファンはロサンゼルスのハート」と言い切ることができないのかもしれない。

クリッパーズがレイカーズに迫ってきているのは間違いないだろう。

だが、ルーHCが慎重な姿勢を崩すことはなさそうだ。

なお、ジャクソンはレイカーズに勝利した後、ルーHCの働きを絶賛した。

ルーだ。

彼が僕たちを前に進めてくれた。

僕たちにはNBA最高のコーチがいるんだ。