ジョエル・エンビードがバックス戦の敗因について「僕がベンチに下がってゲームが変わった」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズは現地29日、昨季NBAチャンピオンのミルウォーキー・バックスと対戦し、2点差で敗れた。
試合最終盤にジョエル・エンビードがシュートを決めていればオーバータイムに持ち込むことができたものの、昨季NBAファイナルMVPのヤニス・アンテトクンポがエンビードのシュートをブロック。
シクサーズにとっては手痛い敗戦となってしまったが、エンビードによると、バックスに敗れた最大の要因はアンテトクンポを自由にプレイさせてしまったことだったという。
エンビードはバックス戦を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
僕がベンチに下がった時にゲームが変わってしまった。
第3Qの終盤と第4Qの序盤、彼ら(バックス)のベストプレイヤーがスコアリングした。
17点連続だったんじゃないかな。
僕たちはやらなければならないことをやっていなかったし、彼らを勢いに乗せてしまったんだ。
僕がコートにいる時は、必ずヘルプにいっていた。
僕たちは戦略通りにやっていなかったと思う。
(アンテトクンポに対して)壁を作ることができなかった。
彼は自由にアタックしていたし、やりたい放題やっていた。
それがゲームを変えてしまったんだ。
次に対戦する時は(僕の)出場時間を彼に合わせるかもしれないね。
この日のアンテトクンポは40得点、14リバウンド、6アシスト、3ブロックショットと大爆発。
アンテトクンポは今季のMVP、ディフェンシブレイヤー・オブ・ザ・イヤー、スコアリングチャンピオンの最有力候補であり、その実力をまざまざと見せつけた結果となった。
シクサーズはNBAプレイオフでバックスと対戦する可能性があるだけに、今回の対戦は良い教訓になったに違いない。
なお、この日のエンビードとアンテトクンポのスタッツは以下の通りとなっている。
– | J・エンビード | G・アンテトクンポ |
---|---|---|
出場時間 | 38:35 | 37:30 |
得点 | 29 | 40 |
リバウンド | 14 | 14 |
アシスト | 7 | 6 |
スティール | 1 | 1 |
ブロックショット | 0 | 3 |
ターンオーバー | 4 | 3 |
FG成功率 | 52.4% (11/21) | 66.7% (16/24) |
3P成功率 | 60.0% (3/5) | 33.3% (1/3) |
フリースロー成功率 | 66.7% (4/6) | 70.0% (7/10) |
+/- | +3 | +3 |
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