トレイシー・マグレディ「バトルに貢献できないならチャンピオンチームの一員とは思わない」
NBAレジェンドのトレイシー・マグレディは、2012-13シーズンのプレイオフ前にサンアントニオ・スパーズの一員としてNBAに復帰した。
当時のスパーズはNBAファイナルに進出し、レブロン・ジェイムス、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュ擁するマイアミ・ヒートと大激戦を繰り広げたものの、惜しくもNBAタイトルを逃してしまった。
だが、マグレディによると、もしスパーズがNBAチャンピオンになっていたとしても、マグレディ自身は心から喜べなかったという。
マグレディは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
バトルに貢献できないなら、その一員であるとは思わない。
素晴らしい経験だったよ。
なぜなら、僕はプレイオフをあれほど勝ち進んだことがなかったからね。
彼らと一緒に経験できたのは素晴らしかった。
そのすべてが好きだった。
だが、もし僕たちがリングを勝ち取っていたとしても、僕はチャンピオンとして認められたとは思えなかっただろうね。
マグレディは出場機会をほとんど得ることができず、NBAプレイオフを通して平均5.2分の出場時間にとどまった。
マグレディはNBAトップクラスのスコアラーとして活躍した偉大な選手であり、その自負があるからこそ、チームに貢献したいという思いが強かったのかもしれない。
なお、マグレディのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | NBAキャリア |
---|---|
所属チーム | トロント・ラプターズ オーランド・マジック ヒューストン・ロケッツ ニューヨーク・ニックス デトロイト・ピストンズ アトランタ・ホークス サンアントニオ・スパーズ |
出場試合数 | 938 |
平均出場時間 | 32.7 |
平均得点 | 19.6 |
平均リバウンド | 5.6 |
平均アシスト | 4.4 |
平均スティール | 1.2 |
平均ターンオーバー | 2.2 |
FG成功率 | 43.5% |
3P成功率 | 33.8% |
フリースロー成功率 | 74.6% |
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