シャリーフ・オニール「父との比較は気にしていない」
今年のNBAドラフトに参戦するシャリーフ・オニールは、NBAレジェンドのシャキール・オニールを父に持つ。
当然ながら父と比較されるわけだが、圧倒的なフィジカルでNBAを支配したシャキール・オニールと異なり、シャリーフ・オニールは線が細く、NBAドラフトで指名されるかも分からない状況だ。
しかし、シャリーフ・オニールは偉大な父と比較されることは気にしていないという。
オニールは父との比較について次のようにコメント。ocregister.comが伝えている。
今のリーグのビッグマンは3ポイントを撃つ。
(父は)全キャリアで3ポイントを1本しか決めていないんじゃないかな。
軽視するつもりはないが、今はそういったシュートを決めることができなければならない。
だから、僕のプレイは彼とはまったく違うんだ。
このプロセスにおいて、僕と父はぶつかりあった。
彼は僕に大学残留を望んでいた。
僕は自分自身をもっと成長させたかった。
彼は僕が(NBAの)チームのワークアウトに参加していることを知っている。
だが、この件について話をしたことはないよ。
ここに至るまでにたくさんのことを乗り越えなければならなかった。
この4年間で足の手術や心臓の手術があり、それらを乗り越えなければならなかった。
彼の影にはならない。
常に比較されることは分かっている。
子供は父と比較されるものだ。
だから、常に比較されるだろう。
ただ、僕は気にしない。
僕は相手が誰であっても引き下がらない。
彼がNBAレジェンドであり、僕の父だということは分かっている。
だが、目の前にあるチャンスを掴まなければならない。
彼が賛同してようがしていまいが、僕は絶対に止まらない。
僕はただバスケットボールをプレイしたいんだ。
だからここにいるのさ。
シャリーフ・オニールはNBAドラフトで指名されなければ、サマーリーグやGリーグを通してNBAチームとの契約を狙うことになるだろう。
父があまりに偉大であるため常にプレッシャーにさらされるだろうが、父親譲りのタフなメンタルで乗り越え、NBAデビューを果たしてもらいたいところだ。
なお、シャリーフ・オニールは命を落とす危険もあった心臓の病気について、次のように語っている。
もう大丈夫だ。
胸に手術跡が残っていることだけが思い出さ。
もう気に病むことはない。
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