レブロン・ジェイムスが常にスタッツシートを見ている理由とは?
ロサンゼルス・レイカーズのNBAオールスター、レブロン・ジェイムスは、ベンチに下がった時にスタッツシートに目を通している。
昨季は「チームの勝利ではなく個人のスタッフを気にしている」などと批判されたものの、元NBAオールスターセンターのドワイト・ハワードによると、ジェイムスはスタッツシートを見ることでチームメイトたちの能力を引き出す方法を考えているという。
ハワードはジェイムスについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
彼はいつもスタッツシートを見ている。
悪い数字を探しているわけではない。
どうすればもっと効果的になるのかを、数字を見て考えているんだ。
「どうすればこの選手をもっと効果的にできるんだ?ここではこの選手にシュートを撃たせるべきだ。この選手のために僕はこうするべきだ」という感じさ。
彼は状況を把握している。
彼はビジネスでもそうやっているんだ。
彼はすべてを戦略的にやっている。
チェスをプレイしている。
彼を見ていると、それが分かる。
彼は彼自身と仲間たちがどのフィールドでも成功できるようにしているんだ。
昨年夏にラッセル・ウェストブルックやカーメロ・アンソニー、ハワードなど経験と実績豊富な選手を集めたものの、NBAプレイオフにすら進出できなかったレイカーズ。
来季に向けてレイカーズがどうようなロスターを構築するのか注目が集まるところだが、ジェイムスは変わらず選手たちの能力を最大限引き出すべくあらゆる手段を講じることだろう。
なお、ジェイムスの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 56 | 1366 |
平均出場時間 | 37.2 | 38.2 |
平均得点 | 30.3 | 27.1 |
平均リバウンド | 8.2 | 7.5 |
平均アシスト | 6.2 | 7.4 |
平均スティール | 1.3 | 1.6 |
平均ブロックショット | 1.1 (キャリアハイタイ) | 0.8 |
平均ターンオーバー | 3.5 | 3.5 |
FG成功率 | 52.4% | 50.5% |
3P成功率 | 35.9% | 34.6% |
フリースロー成功率 | 75.6% | 73.4% |
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