エリック・スポエストラHC「ジミー・バトラーを全ポジションでプレイさせたい」
マイアミ・ヒートのNBAオールスター、ジミー・バトラーは、複数のポジションでプレイできる貴重な選手のひとりだ。
ヒートは4番のポジションが薄いため、今季はバトラーを4番でプレイさせることもあると見られているが、ヒートを指揮するエリック・スポエストラHCによると、いずれはバトラーを5番のポジションでもプレイさせたいという。
スポエストラHCはバトラーについて次のようにコメント。miamiherald.comが伝えている。
ジミーのキャリアのどこかの時点で、彼をすべてのポジションで先発させたいと思っている。
すでにポイントガードで先発させたことがある。
彼のナチュラルポジションである3番で先発させたこともある。
2番で先発させたこともある。
彼を4番でプレイさせたいのは間違いない。
今季は4番でプレイすることもあるだろう。
先発としてではないだろうがね。
ただ、今季であろうとそれ以降であろうと、どこかの時点で彼を4番で先発させることができたらと思う。
5番のポジションでもね。
そうすれば彼にとって偉大なレガシーになるだろう。
だが、ジミーは素晴らしいコンペティターであり、バスケットボール選手だ。
どのポジションで起用したとしても成功するだろうね。
彼の強みを活かすことが彼にとって、僕にとって、チームにとって重要なんだ。
ヒートは現地4日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズとのプレシーズンゲームでオメール・ユルトセブンを5番のポジションで、バム・アデバヨを4番のポジションで先発起用した。
バトラーは欠場したものの、もしユルトセブンを先発起用し続けるなら、この日3番のポジションで先発したケイレブ・マーティンのところにバトラーが入るだろう。
とはいえ、バトラーは今季もポジションレスでプレイするに違いない。
なお、バトラーの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 57 | 690 |
平均出場時間 | 33.9 | 33.1 |
平均得点 | 21.4 | 17.7 |
平均リバウンド | 5.9 | 5.3 |
平均アシスト | 5.5 | 4.1 |
平均スティール | 1.6 | 1.6 |
平均ターンオーバー | 2.1 | 1.6 |
FG成功率 | 48.0% | 46.0% |
3P成功率 | 23.3% | 32.1% |
フリースロー成功率 | 87.0% (キャリアハイ) | 84.1% |
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