トロント・ラプターズのプレシャス・アチウワは、NBAキャリア2年目の昨季を成長のシーズンとした。

若手が多いラプターズにおいて、現在22歳のアチウワにはさらなる成長が期待されているが、来季はNBAファンの期待を上回る成長を見せてくれるかもしれない。

ラプターズを指揮するニック・ナースHCによると、アチウワは夏を通してトレーニングに励んでおり、劇的に成長した姿を見せているという。

ナースHCはアチウワについて次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。

シーズンが始まるまで待ってくれ。

この夏にコートでの彼を見るたびに、全体的な集中力と強度がアップしているんだ。

つまり、NBAでプレイすることがどういうことなのかを理解し、今はミッションの途中であることを理解する何かが彼に起こったのだと思う。

アチウワは昨季序盤こそ十分なパフォーマンスを見せることができなかったものの、シーズン後半は見違えるプレイを披露し、ラプターズにとって欠かせない選手のひとりとなった。

もしアチウワがさらに成長することができれば、ラプターズはより高みを目指せるチームとなるだろう。

なお、アチウワのルーキーシーズンと昨季のスタッツは以下の通りとなっている。

–	2020-21	2021-22
出場試合数	61	73
平均出場時間	12.1	23.6
平均得点	5.0	9.1
平均リバウンド	3.4	6.5
平均アシスト	0.5	1.1
平均スティール	0.3	0.5
平均ターンオーバー	0.7	1.2
FG成功率	54.4％	43.9％
3P成功率	0％	35.9％
フリースロー成功率	50.9％	59.5％