元NBA選手のショーン・マリオンが解雇のスティーブ・ナッシュに「まずはアシスタントコーチから始めてほしい」
昨季NBA王者ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHCはマイアミ・ヒートとの試合を終えた後、ブルックリン・ネッツから解雇されたスティーブ・ナッシュについて、「もし僕たち(カーHCとエリック・スポエストラHC)のどちらかがあの状況にいたとしても、あれ以上うまくやれなかっただろう」とし、ナッシュを擁護した。
ナッシュは2020年にネッツのヘッドコーチに就任。
ナッシュはNBAでアシスタントコーチとして働いたことがなく、完全にルーキーヘッドコーチとしてデビューしたわけだが、元NBA選手のショーン・マリオンによると、まずはアシスタントコーチとして学び、経験を積んだ上でヘッドコーチとして働くべきだという。
マリオンはナッシュの解雇を受け、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
もし彼(ナッシュ)が本当にNBAでコーチになりたいなら、再チャレンジは何も間違っていない。
もう一度チャレンジしてみよう。
正直に言うが、僕はそんな彼を見たい。
もし本当にコーチになりたいなら、ます数年間はアシスタントコーチをしてほしい。
チームを本来の姿にし、得られるべき成果を得るために必要なことを学び、自分に欠けているものや今持っていないものを手にするんだ。
もちろん縁故採用であれ何であれ、彼のやり方で手に入れた。
だが、もう終わったことだ。
これからどうするかは彼次第さ。
彼は間違いなくコーチの仕事に復帰すべくチャレンジするだろう。
だが、まずは自分自身を磨くことだ。
現在ダラス・マーベリックスのヘッドコーチを務めるジェイソン・キッドHCは、現役引退後にネッツとミルウォーキー・バックスでヘッドコーチを務めた。
だが、決して成功したとは言えず、その後ロサンゼルス・レイカーズでアシスタントコーチとして経験を積み、マブスでヘッドコーチに返り咲いた。
キッドHCの足跡はナッシュHCにとって大きな模範となるだろう。
とはいえ、激動の時間を送ったナッシュには十分に休養をとり、次のチャレンジに向けて英気を養ってもらいたいところだ。
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