ジェイムス・ハーデンがファンからの過小評価を受け「信用は必要ない」
NBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンは、長いキャリアを通してNBAタイトルを獲得したことが一度もない。
ハーデンはヒューストン・ロケッツ時代に大きなチャンスを手にしたものの、NBA史上最強のチームだったゴールデンステイト・ウォリアーズに阻まれ続けると、その後トレードでブルックリン・ネッツに移籍。
NBAを代表するスーパースターのカイリー・アービング、ケビン・デュラント、ハーデンを揃えたネッツはNBAチャンピオン最有力候補の1チームだったが、主力選手たちの長期離脱もあり、ハーデンはまたしても悲願のNBAタイトルを獲得することができなかった。
そしてトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズに移籍。
しかし、多くのNBAファンはシクサーズをNBAチャンピオン最有力候補として見ていない。
だが、ハーデンによると、NBAチャンピオンを狙うにあたり、人々から信用される必要はないという。
ハーデンはシクサーズが過小評価されていることについて質問されると、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
信用は必要ない。
僕は本当に気にしていない。
人々は称賛したい人を称賛すると思う。
言っている意味が分かるかい?
彼らは称賛したい人を選んでいるようなものだ。
もし僕が評価されていないことに悪い感情を持っていたら、僕がやるべき100万個のことをやっていないだろう。
僕は自分にコントロールできることに集中している。
コートに出て自分の仕事をし、最高のジェイムス・ハーデンになるためにベストを尽くすだけさ。
ゲームにインパクトをもたらす方法はひとつだけではない。
だから、僕はゲームに足跡を残す方法を見つけようとしている。
スコアリングだろうと、ビッグマンたちを助けることだろうと、ファシリテーターになることだろうとね。
シクサーズはNBAオールスターのハーデンとジョエル・エンビードを中心としたチームだが、タイリース・マキシーやトバイアス・ハリス、ディアンソニー・メルトンなどスコアリングで貢献できる選手が多い。
そのためハーデンはロケッツ時代のように平均30得点以上を記録する必要はないだろう。
ハーデンには衰えを指摘する声もあるが、ハーデンはチームメイトたちを巻き込みながらシクサーズに勝利をもたらすに違いない。
なお、ハーデンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 24 | 966 |
平均出場時間 | 37.7 | 34.7 |
平均得点 | 22.0 | 24.8 |
平均リバウンド | 6.3 | 5.6 |
平均アシスト | 10.8 | 6.9 |
平均スティール | 1.4 | 1.5 |
平均ターンオーバー | 3.5 | 3.8 |
FG成功率 | 42.8% | 44.2% |
3P成功率 | 37.1% | 36.2% |
フリースロー成功率 | 86.6% | 86.0% |
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