ドリュー・ハンレンがジョエル・エンビードの勤勉さを明かす「常にゲームを研究している」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは、今季もMVP最有力候補のひとりに挙がっている。
インサイドで圧倒的な支配力を発揮するだけでなく、アウトサイドでもプレイできるエンビードは、まさにアンストッパブルな選手と言えるだろう。
しかし、エンビードはNBA選手としてさらに成長すべく、常にバスケットボールを研究しているのかもしれない。
エンビードをはじめボストン・セルティックスのジェイソン・テイタム、ワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビール、シカゴ・ブルズのザック・ラビーンなどをコーチングしているドリュー・ハンレンによると、エンビードは常に偉大なNBA選手たちの映像を送るように要求してくるという。
ハンレンはエンビードについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
彼は文字通り、コービー・ブライアント、マイケル・ジョーダン、シャキール・オニール、アキーム・オラジュワン、ティム・ダンカンのフィールドゴールをすべて見ている。
彼は「ダーク(・ノビツキー)の映像はもっとないのか?」と言ってくるだろうから、僕はこう返すつもりさ。
「すでに全フィールドゴールの映像を送ったよ。彼が引退を取り消してもっとプレイしない限り、もうない」とね。
ジェイムス・ハーデンという相棒を得たエンビードは、今季をNBAキャリアベストのシーズンとしている。
ハーデンが加わった当時、エンビードがハーデンからステップバックスリーを教えてもらう映像が話題を呼んだが、常に他の選手たちから学び、習得しようとしているからこそ、今のポジションを確立することができたのかもしれない。
研究熱心なエンビードはこれからも成長し、偉大なビッグマンのひとりとしてNBAの歴史に名を残すことだろう。
なお、エンビードの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 54 | 382 |
平均出場時間 | 35.0 | 31.8 |
平均得点 | 33.4 (キャリアハイ) | 27.1 |
平均リバウンド | 10.0 | 11.2 |
平均アシスト | 4.1 | 3.4 |
平均スティール | 1.1 (キャリアハイタイ) | 0.9 |
平均ブロック | 1.6 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 3.4 | 3.4 |
FG成功率 | 53.9% (キャリアハイ) | 49.8% |
3P成功率 | 35.4% | 34.0% |
フリースロー成功率 | 85.4% | 81.7% |
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